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Yuri Osakabe

【ケーススタディ】 高等部2年生 特別支援学校 グループで試行錯誤

東京都立田園調布特別支援学校

場所:東京都田園調布特別支援学校 PC室
対象:高等部2年生(17歳)
人数:7〜8名×2クラス
指導・報告:今井 直樹 先生
教科:情報科
時間:10:40〜11:25、11:30〜12:25×2日(計4コマ)
キュベット使用台数:2セット
その他教材等:iPad、プロジェクター、動物絵カード

東京都田園調布特別支援学校の今井直樹先生は、高等部2年生を対象に、情報科で45分間の授業を4コマ実施。キュベット(具体物)が動くため過程が視覚的にわかりやすく、触って確かめられるため、特別支援学校のプログラミング学習の導入にとても良いとのことで、導入していただきました。

ブロックの形から、キュベットの動きを予想

はじめに、説明なしで前・右・左の3つのブロックのみを使い、キュベットを動かしてみました。それぞれのブロックの形(命令)と動き(実行)の関係について、子どもたち自身が考えて気づき、命令と実行の関係を体験的に理解することができました。

グループで協力しながらプログラミング

1日目の授業では、ファンクションブロック以外のすべてのブロックを使って、提示された目標への行程を考え、グループで相談していきます。特定の生徒のみが操作することがないよう、輪番で操作をするルールも設定しました。
キュベットから見た視点で方向を考えるために、動きを視覚だけでなく言語でも確認できるように発表する機会を設けました。実行した行程を、キュベットを動かしながら言葉で発表したり、他グループの発表を見聞きし、同じ目標に対して異なる行程があることを知りました。
そして振り返りフォームに達成度や感想を入力し、時間がある子から、青ブロックを使わないと辿り着けない目標に、青ブロックなしで挑戦してみました。次回、いよいよファンクションブロックが登場します。

目標地点にカードを置き、意欲アップ!

2日目の授業では、前・右・左の3つのチップの実行機能を確認し、しばらくキュベットを操作した後、青ブロックの命令とキュベットの実行の関係を把握していきます。使い方が理解できたら、今度は4色すべてのブロックを使って、提示された目標への行程を考え、グループで相談していきます。
今回は、目標に到達したことがわかりやすいように、目標地点にカードを置き、そこで止まったらカードがもらえるという形にしました。そして、「一定時間内に、複数配置された動物カードを取ることを目標」にして、グループごとに相談しながらキュベットを動かしていきます。
スタート地点が変わっても、キュベット視点で正しい方向に進めることができるのがねらいです。また、目標地点をわかりやすく提示するために、マップ1マスごとに写真を撮ったものをプロジェクターで示していきました。

最後は、カードをたくさん集めたグループに拍手をして終わりました。

振り返りでは、
「考えながらできた。」「友だちと相談したりしながら進む方向をよく考えて動かすことができた。」「(進む)順路を考えて決めるのが難しかった。」「慎重に考えてやった。」「右と左が難しかったけど、みんなで協力してできた。」などの意見が。
グループみんなで協力し、試行錯誤しながらプログラミングすることができました。

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お子さんをご家族が見守りながら、楽しく遊びを通して学んでいただいています。


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