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Yuko Sakurai

【ケーススタディ】県立科学館でのプログラミングワークショップ

千葉県立 現代産業科学館

対象年齢:どなたでも(小学校3年生以下は保護者同伴)
人数:各回24名(2~4名でグループ活動) 
施日:2018年9月2日・22日

キュベットを使った「3歳からできるプログラミング体験」
千葉県立現代産業科学館で、2020年度から小学校で必修化されたプログラミング教育に関連するワークショップがキュベットを使って行われました。こちらの科学館では早くから、パソコン画面を使わず、木製のぬくもりのあるロボットを使って小さなお子さんから小学校高学年まで「試行錯誤」しながら楽しむことができる教材として、キュベットをいろいろな場面で活用しています。

ワークショップの目的
このワークショップでは、ロボットを動かすことができるコーディングブロックをコントロールパネルのボードの窪みに差し込んで、課題どおりにロボットを動かすためにはブロックをどう並べるかを考えてもらうことを通して、「プログラミング的思考」の基礎となる、物事を順序立てて考える体験をすることを目的として行われました。キュベットが、かわいい地図の上をどう冒険するかは子どもたち次第!さあ、一緒に冒険に出発しましょう!

コーディングブロックの「働き」は、動きを観察して自分たちで見つけ出す
はじめに、現代産業科学館職員が「友達と協力してやり遂げること」、「失敗は大切」であることをグループの約束として確認しました。そして、このワークショップで使用するロボットは、一人では動くことができず、コントロールパネルを使って出した指令どおりに動くことを説明しました。特に「緑は前に進む。赤は右に回転する」など、4種類のブロックの「働き」については、ブロックを1つずつ入れて、ロボットがどのような動きをするか観察して、自分たちで見つけ出すようにしました。

右左の区別がつかない子どもには,ロボットや手にブロックと同じ色のシールを貼って色で見分けたり、子どもたち一人ひとりにロボットになったつもりで動いてもらったりしました。現代産業科学館職員の「緑のブロックは、ロボットがどう動く?」という問いかけに対して、子どもたちは自分がロボットになったつもりになって、マップの上を歩いて、ロボットの動きを「体」で答えます。これを繰り返していくことで、ブロックの色によって命令が違うこと、それぞれの命令の内容を理解します。

グループでゴールする方法を探る


次は、実践です。
用意されていた問題に答える形で、自分たちのコントロールパネルにコーディングブロックを並べていきます。これがプログラミング作業です。与えられた課題は、「『森』から『川』に行くためにはどうする?」というもの。 子どもたちの表情はみんな真剣そのもの。「えーっと、右に回転して、前に進んで、左に回転して???」 キュベットが自分と同じ方向を向いているときはわかりやすいのですが、自分と向きが変わってくると大変!先ほど自分で体感したブロックの意味の違いを確認しながら、友達と協力して考えていきます。

お父さん、お母さんは見守って!

ワークショップの冒頭で、お父さん、お母さんには「失敗を恐れずにグループで試行錯誤できるよう、子どもたちから離れて見守ってください」とお願いしましたので、大人は介入せず、同年齢の子どもたち同士で相談し、失敗しながら、課題解決に向けて協力することができました。

最後にはみんな目的地に到着!楽しい体験となりました。友達と楽しく協力しながら、失敗を恐れず試行錯誤することで、論理的に考える力である、プログラミング的思考を身につけるきっかけになってくれたらうれしい限りです。

【ワークショップに参加した方の感想】
・自分たちだけでできたことで、達成感を感じられる取り組みだった。
・親が一緒にやらないことで考える力を養えると思った。
・他者と協力して解決する力、自分たちだけで解決する力が身につくよい経験になった。
・試行錯誤する経験がよかった。
・楽しみながらいろいろな力が身につく。
(自主性、自立、協調性、問題解決能力など)

千葉県立現代産業科学館でのキュベットの活用・その他プログラミング教材について
千葉県立現代産業科学館では、これまでにも「潜水‐水中の科学・技術・仕事‐」と題した企画展にからめて、キュベットのオプションマップ「海編」を使用したワークショップを展開するなど、工夫を凝らした活用をしています。これからは期間限定のワークショップだけでなく、いつでもだれでも自由に体験できる、プログラミング教材の1つとして常設展示します。

千葉県立現代産業科学館公式ホームページはこちら: 

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