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Yuri Osakabe

【ケーススタディ】キュベット大捜索!相手の動きを予測しよう

埼玉県立けやき特別支援学校

テーマ:「キュベット大捜索!(警察vs犯人)」
場所:小学部 第5学年 教室
人数:小学部 第5、6学年 6名
実施・報告:星野 真弓先生
教科:学級活動
キュベット使用台数:2台

埼玉県立けやき特別支援学校は、生徒たちが隣接する埼玉県立小児医療センターに入院、または通院しながら学習するための病弱特別支援学校である。本授業は高学年を対象に、「キュベット大捜索!(警察vs犯人)」というテーマで、グループごとに話し合いながら盛り上がるゲームを実施した。

<キュベットを使ってみようと思ったきっかけ>
・普段のカードゲーム以外のもので、高学年が楽しめる活動を取り入れたかったため。
・目的をもった話し合いをさせたかったため。必然性があり、かつ楽しい活動として取り入れた。

<取り組みのねらい>
・仲のよさに関わらず、共通の目的にむかった話し合いをする。
・目的地に到達できるよう、パーツを組み合わせてキュベットを動かす方法を考える。
・相手の動きを予測し、タイミングよく自分の動きを合わせられるように操作する方法を考える。

<学習の流れ>
■導入:どんな動きをするのかな?(10分)
各自がブロックとボードを使い、キュベットの動きを見る。各ブロックの意味とキュベットの使い方を考える。

■展開:キュベット大捜索!(25分)
「犯人」チームは、ボード上で自由にルートを設定する。
「警察」チームは「犯人」チームのボードを見てルートを予測し、ゴールを阻止するためのルートを設定する。
同時にスタートし、ルートと勝敗を確かめる。1通り終わったら、役割を交代して再度行う。
相手のルートと交差する方法を考え、実行する。(活動詳細は下記に記載)

■まとめ:活動の反省(5分)
相手の動きのタイミングを予測する必要性と改善策を考える。

活動詳細:2つのチームに分かれ「犯人」「警察」役割分担をする。
① 「犯人」は逃走ルートを考え、ボード上でパーツを組む。(2分間)
最終到達地点を『アジト』とする。
② 「警察」は、「犯人」のボードを見てルートを予測する。(1分間)
③ 「警察」は、「犯人」がアジトに到着するまでに道を阻んで止めるためのルートを考え、ボード上でパーツを組む。(3分間)
④ 「警察」「犯人」が同時にスタートボタンを押し、キュベットを走らせる。

<子どもたちの様子>
・ゲームの途中で「タイミングが合わないと『犯人』を止められないんだ!」という声が挙がった。
・6年生は「中身を見てみたい」と、回線等の構造に興味をもっていた。
・ほとんど教員の指示なしで行うことができた。自由にボードにパーツを組み、楽しんでいた。ただし、複数人で操作すると活動を見ているだけで参加できない児童もいた。
・チームごとに話し合いながら、作戦をたてていた。途中で「こうすればよかった」という声も挙がった。

<指導・ファシリテーション上の留意点・工夫>
・基本は、児童自身の試行錯誤で取り組めるようにする。
・ボードが各チーム一つずつしかないので、チーム内で全員がボードを持てるよう声かけをした。
・キュベットの動きを予測する際、視覚的にも分かりやすくするため、6×6マスの「ルートマップ」を渡した。

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